抱っこ紐について

欧米諸国では日本では主流であった従来の赤ちゃんを背負うタイプのおんぶ紐ではなく、正面に抱っこする形のものが主流です。
日本では昔でこそ洗濯はタライを使って行ない、他の家事なども両手がフリーで使える必要がありましたが、全自動洗濯機などが普及し、それほど手を使うことが無くなったことが、正面抱きの抱っこ紐が持てはやされるようになった一つの要因と言えそうです。
また赤ちゃんを正面に抱くと、何か異常があってもすぐに気付きますし、赤ちゃんとのスキンシップという点からも有利であることは確かです。
しかし家事などで忙しいお母さんは抱っこ紐よりもおんぶ紐の方が使い勝手が良く、まだまだ利用価値があると言えます。そんな訳で大抵のお母さんは用途に応じてタイプを選ぶことが多く、幾つかの種類を上手に使い分けているようです。
また、新生児や腰が据わったり首が据わったりといった赤ちゃんの成長の度合いに応じて、色々なタイプの抱っこ紐を使い分けるお母さんも増えています。
そして抱っこ紐に関する使い勝手を一番体感できるのは、他ならぬお母さん達です。そのお母さん達が子育てをしながら思いついたアイデアの生かされた抱っこ紐こそ、最も使い勝手が良いものと言っても過言ではなさそうです。